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CHIBART -+ チバート +-
〜千葉絵画教室の舞台裏〜
「あしたのジョー、ここだけの話しpart2」
21.jpg

 私世代の人間は、ほぼジョーがどんな男か知っています。伯父が漫画を描いたので「俺がモデルなんだよ」さんざんほら吹いてきました。なんて話しはさておき、先日頼まれたサインを描く伯父を後ろから眺めました。
 伯父の手にある色紙には下書無しにペンが走ります。色紙の真ん中にジョーが現れました。
「あれ?なんかジョー…、なんか違くね?」私は訊きました。連載したいた頃のジョーとは印象が違います。
「ちょっと太ってるだろ?」と伯父。
「そうそう、なんか太ってる…」
「ジョーの連載終わってから描いた漫画は、太ってるキャラの漫画ばかりだったろ?「のたり松太郎」「明日天気になあれ」描いたらジョー描けなくなっちゃたんだよ。ははは」
 またもや軽くショック。あのコミックスに登場していたジョーはもういないのだ…。本当に真っ白になっちゃったんだ…。
「で、ジョーでやり残したとか、もっとこうしたかった。なんてあるの?」私は訊きました。
「ないよ。っていうか読んでないから解らない」またもや耳を疑うアンサー。
「まさかオジちゃん読み返してないの?あしたのジョー」
「うん。一回も読み返してない」父によく似た老人は、だからどうしたの?といわんばかりに即答。
「マジで!?」
「うんマジ。だって辛かったんだよ〜あれ描くの。一番キツかった。思い出したくないんだよ」
「だから読まないの?」
「そう。読まない」
 真っ白に燃えつきたのはジョーだけでなく、当時筆を動かしていた伯父もジョーのように、心身ともにヘトヘトだったというワケです。
 漫画に限らず、人の心を動かすほどの作品を作るには、それに伴う大きな代償を支払うのだ。なんて気づいた今日この頃です。
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