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CHIBART -+ チバート +-
〜千葉絵画教室の舞台裏〜
「助けて下さい、先生!」(後半)
DSC_3367.jpg

 通っていた大学の学部が工芸科だったので、べらぼうに器用な人間ばかりいました。国宝級の工芸品を修復する人間はもちろん、プライベートでガレージを造るとかいってコンクリを流して基礎工事から始める人間や、バイクのフレームを切って溶接し違うエンジンを乗せちゃう人間など。そんなコト出来ない私は器用な方ではありませんでした。
 展示会のダイレクトメール作りや置物の修復など、身の丈に合ったリトルなトラブルをサポートするだけで、身近な親類縁者には器用な人間と思われています。
 そんな私が、シャーペンの芯が入った指を覗き込むと、芯の頭が指に入り込んでいて取りにくいコトが解りました。ちょっとイタいけれどグっと芯の回りの皮を押さえ込み、芯をピンセットで摘まみ取るしかない!それがムリなら傷口をカッターで切開だぜよ!だったら痛さハンパないぜよ!なんて思いました。
 ぐ一っと指を押さえ、ほんの少しシャーペンの芯が頭を出しました。押さえられている彼女ははを食いしばり痛そう。あぐぐ…。
 芯を掴んだはずのピンセットはカキっと外れました。おかしい…刺さった方向が違うのか?そこで、どうして刺さったのか彼女に訊きました。すると、シャーペンを握りしめて刺さった事がわかりました。
 すなわち、内側から外に向って刺さっている!むむむ!
「ってコトは」再びカチっとピンセットで芯を掴みました。「こっちに向って引けば!」先ほどとは違う角度でズズっと引きます。魚の骨抜きのように真っ黒いカーボンの芯が動きました。そのまま5mmほどの芯を抜き取りました。すると栓を抜いたように、赤い血がポタリと指先からこぼれました。良かった!終了!
「先生!ありがとうございました!」公文の先生方は大喜び。「病院じゃなくてココを選んだ私は間違ってなかった!」…って本当かな…。
「お大事になさってください」なにしろ無事終わって良かった。安堵した私は、本物のドクターように疲れに満ちた視線は次の患者…じゃなくて教室の生徒に、すぐ引っ張られました。
 来世はもっと勉強してドクターになるのも悪くないなぁ…なんて思っている今日この頃です。
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