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CHIBART -+ チバート +-
〜千葉絵画教室の舞台裏〜
チバート展覧会 –悠人画伯–
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 これは1年生の悠人画伯による作品です。二日かけて仕上げてくれました。初日はリアルな模型を目の前に置いて、観察しながら自由に描いてもらいました。
 後日、アジサイを観察しながら描き加えて着色し、このように仕上げてくれました。これから緑あふれる街が作られるような、ワクワク希望に満ちた作品となりました。
 背景の微妙なグラデーションも大変良い感じです。制作を心から楽しめる悠人画伯らしい素敵な力作です。

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「少しは力になりたい?」
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 富士見台教室の庭先にはキジバトがいます。彼らはたまに庭の木に巣を作り、卵を温め雛を育てたりします。多い時には年に3〜4回もね。
 キジバトは都心の駅などで、群れているドバトと違います。通常二羽のツガイで生きるキジバトは、別名ヤマバトといって人になつきません。10年以上生きる野生の強い鳩です。
 そんなキジバトが年に3〜4回小鳩を育てていたら世の中キジバトだらけになってしまいます。すなわち卵から大人になれるキジバトは、数少ないのです。そう、自然は本当に厳しいのです。
 庭先で我が子を必死に育てる彼らを見ると、心から応援してしまいます。寒い雨風の日もあれば嵐のような夜もあります。大丈夫かな…窓ガラス越しに眺めます。
 卵や目の開かない雛が、巣から落ちてしまう事もあります。ようやく大きくなってバタバタと羽を動かしだしたら、カラスや猫に見つかり、連れさらわれる事も少なくありません。
 子供を失い戸惑う彼らを見ると心が痛みます。木に猫避けシートを巻きつけ、カラスよけをぶら下げても焼け石に水です。何もしてやれず、気晴らしに食いかけのグラノーラを撒いてやる事くらいしかできません。
 そんな私の気持ちを知ってか知らずか、彼らは本気で空腹になると私の足元までやって来ます。キジバトにくせに…。カメの水を変えてやって餌を与え、メダカにも餌を与え…。
「ちょっと待ってろ、少しやるから」湿気たオートミールを一握り与えます。子育て中は二握りね…。野生動物に餌を与えてはイケないのは解っています。しかし彼らの痛みや頑張りを見ていると、少しは力になりたい…ウチに庭先だけ許しておくれ!なんてお爺ちゃんのように動いてしまう今日この頃です。

チバート展覧会 –怜奈画伯–
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 これは4年生の怜奈画伯による作品です。2ヶ月ほどかけて水彩などで仕上げてくれました。
 初日はB3画面いっぱいにモチーフをどのように納め構成するか、鉛筆で時間をかけて何度も下書きしました。そこにペンで線描きし、細部は色鉛筆を使ってこのように仕上げてくれました。
 背景などは怜奈画伯オリジナルとなります。温かみのある部屋を思わせる素敵な空間を表現してくれました。
 丁寧にコツコツ頑張れる怜奈画伯らしい力作です。これからの怜奈画伯の作品も楽しみです。

ドンあつおのグルメ見聞録 –キッチンきむら 2色盛り–
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 練馬区南大泉5-34-1、平日11:30~14:00 17:00~24:00、土日~20:00営業。
 ①ハンバーグステーキ ②おろしハンバーグステーキ ③チーズハンバーグステーキ④チキンステーキ ⑤チキンガーリックステーキ ⑥ポークソテー、等々数ある肉料理のお好み2品盛り合わせを選べます。
 この日はチーズハンバーグステーキと、牛すじカレーのオーブン焼きをチョイスしました。まん丸いハンバーグにチーズたっぷり、スープ系のカレーは思ったよりさっぱり食べやすく、ハンバーグを邪魔しない素敵な仕上がりでした。
 講師陣で様々なメニューをチョイスしましたが、今のところどのメニューも外れなしです。保谷駅に足を運んだら立ち寄りたいお店です。

チバート展覧会 –実來画伯–
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 これは年長さんの実來画伯による作品です。ピンクの画用紙に、ポットやコーヒーミルなど台所にある静物を自由に描いてもらいました。
 ご覧の通り、複雑なフォルムも丁寧に観察できています。お部屋の照明やポットの湯気もオリジナルで描き加え、画面のピンクがチラチラと良い感じに残り、このような素敵な作品となりました。
 最後の着彩で、黒い線を書き加えモチーフの輪郭や、お部屋の壁の模様もおしゃれな仕上がりです。
 これからの実來画伯の成長も楽しみです。


「どうして武器を手に?」(上)
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 何千年から世界中で紛争が絶え間ません…ず〜っと人は不思議なほどお金と労力と情熱をかけて殺人マシーンを売ったり買ったりしています。
 泣きじゃくる子供や老人、積み上げられた屍の映像が世界に出回っても、武器はどんどん開発され、じゃんじゃん生産されています。
 どうして?そんな犠牲があっても儲かるから武器を作り売り買いするのか?きっと他に理由があるはずだろう。不思議でなりませんでした。
 30年ほど前、友達と3人でアメリカに遊びに行きました。大都市NYから隣のペンシルベニアの田舎町まで車を飛ばし、銃を撃ちに行きました。銃といえばアメリカ名物の一つだし、どんな物か知るためにね。
 銃の試射場に着き受付に行くと、遠くから銃の音が聞こえます。ハリウッド映画と同じあの音です。高校を中退したくらいの白人ボーイが店番をしていました。彼は手渡したドル札を無造作にボロいジーンズに押し込み薄汚れたキャップを深くかぶってくちゃくちゃガムを噛みながら面倒くさそうに試射場に案内してくれました。
 そこは胸の高さほどで横長の15メートルほどのテーブルがあり、ベニア板で簡単に仕切られた銃の撃ちっぱなしでした。仕切りごとに様々な銃が無造作に置いてありました。そこから200メートルほど離れた向こうには、穴だけの的や朽ちた車や、撃ちつくされた鉄板やドラム缶はありました。自由の女神よりアメリカ感がグッくる景色です。
 先客には一家族だけがいてバンバン撃っています。その音は思っていた以上にデカく、乾いて耳を貫きます。 
 よく見ると、撃っていたのは2年生くらいのイヤーマフをしたブロンドの女の子。教室で絵筆を持っているくらいの女の子が、太めのパパに支えられて台に乗って銃を構えています。引き金を引き爆音と共に瞬間数百メートル向こうにある鉄板がベコンと変形。パパママは「Yay!」楽しそう。
 私たちは生唾を飲みました。人殺しの道具を持った少女を支える優しいパパ。まるで縁日で輪投げをしてる家族のような満面の笑み…。そう、ここは銃の楽園アメリカなのだ。
 アメリカといえば戦争の果てに枯葉剤を大自然に撒き散らしたり、原爆を都市に投下したスパルタンな国なのだ。人殺しの道具である銃がスーパーマーケットに並ぶくらい、たいして気にとめないのだろ。小さな女の子だって笑顔でパンパン撃っているのだ。
 せかっく来たんだ、郷に従おう!どんなもんだか銃を撃ってみようじゃないか!
 ・・・下へ続く・・・

チバート展覧会 –千浩画伯–
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これは1年生の千浩画伯によるデッサンです。勢いや感情をストレートに表現できる千浩画伯ですが、トレーニングのデッサンでは冷静さと忍耐が必要となります。
 千浩画伯は感情を抑え、ポットの輪郭ではなく、ゆっくり丁寧にポットの色味を鉛筆で表現しました。少しづつ筒状を買いて注ぎ口と取っ手、そして蓋を描いてくれました。そのせいか輪郭線が薄く良い感じに仕上がりました。
 その時その時、様々なこだわりで制作を自由に楽しめる千浩画伯のこれからの進化も楽しみです。

「どうして武器を手に?」(下)
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 マンハッタンには美術館や博物館、ライブハウスや名店や名所など、いくらでも観光できます。しかし20代だった私たち3人は1ヶ月近く滞在していたので、田舎に行って銃でも撃ってみるか。アメリカの銃社会を体感しよう!イイね!なんて思い立ったのです。
 試射場に着いた私は「彼女が撃ってるのは何mm?」店番の兄ちゃんに2年生くらいの女の子を指差し訊きました。
「24」ぶっきらぼうにアンサー。
「じゃ最初は9mmの小さいのから撃とう…」私の言葉に友達二人も無言で首を縦に振りました。
 店員は手慣れた手つきでオートマチックの銃にガチャリと弾を込め、さぁ打てと私に差し出しました。小さくてギャング御用達と言われる銃は思った以上にズシリと重く、指に当たる引き金が冷たく感じました。
 友達を背に、遠くある鉄板に向けて構えました。引き金を引いた瞬間、銃から発する爆音と全く同時に200mほど離れた大きな鉄板がベコンッ!激しく飛びました。
「すげ!なんて恐ろしい道具なんだ」振り返ると後ろの友達も「お〜!」軽くビビっています。
 銃撃戦ってコレを人に向け撃っているのか…すごいコトだと実感。
「そういえば昨日お前、マンハッタンのど真ん中で腹を壊してマクドナルドに駆け込んだ俺を笑ったよな?」振り返り友達の一人に言いました。
「なんだよ急に?」
「『昨日この俺を笑ったか?』と聞いてるんだ」私は強めに同じ質問をしました。そう、銃弾がタップリ込められた銃を手にね。
「謝った方が身のためだと思うがな…ふっふっふ」ニヤリ
「うぐぐ…冗談でもそういうのやめろよ、あ、謝るよ…」友達は今まで見たことない引きつった笑顔で後ずさりしました。
 その時解ったのです。
…世界が不幸を代償にしても、お金と労力と情熱をかけて殺人マシーンを売ったり買ったりする理由が…
 恐ろしい武器を持っていれば、相手に何も言わせない力があるのです。だからあの国もこの国も血眼で武器をかき集め並べていたのDeath。
 ただそんな銃が売り買いされない国に生まれ、絵筆を持って制作を楽しむ子供たちとステキな時間を共有できる日常が嬉しい今日この頃です。

ドンあつおのグルメ見聞録 –貝出汁 中華そば 竹祥 特製塩そば–
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 武蔵野市吉祥寺本町1-24-6、11:30~15:30 17:30~21:00営業、水曜日は昼営業のみ。
 大量のあさりと帆立に道南産昆布で炊き上げたというスープは、香り良くスッキリした味わい。そこに全粒粉を練り込んである中細麺が良く合っています。
 柔らかい豚肩ロースと鶏むね肉のチャーシュー、あさりつくねなど、スープに合っていて上質な仕上がりです。
 吉祥寺に行ったら足を運ぶ価値ありです。次回は醤油味を楽しみたいと思っています。



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