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CHIBART -+ チバート +-
〜千葉絵画教室の舞台裏〜
「立ち上がれ!受け身になるな!」
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 ココだけの話し、日本って国は失敗に寛容ではないように思えます。
 国によりますが、海外では酒や麻薬に溺れたスポーツプレーヤーやミュージシャンが復活すると、地獄から這い上がった英雄として観衆に歓迎されています。私も好きな光景なのですが、日本では考えられません。一度コケるとまるで前科者扱いです。カムバックを受け入れる了見が、まだ日本の社会にはないように思えます。
 多くの人間は失敗から学びます。教室でも色を混ぜ過ぎて丁度良い影の色ができたり、へんな形を描いてしまい、修正していたらどんどん大きくなって、かえってナイスな画面に仕上がり、大きな絵が描けるようになったり。
 しかし最近の子供達は失敗を恐れます。
「センセー!何色を塗れば良いの?」「センセーここ描き終わった。次どこに何描くの?」皆が連呼します。ここ最近とくに増えたように思います。
「センセー、この絵具はパレットのドコに出せば良いの?」さすがに笑って「ふざけんな!」と素がこぼれました。感性豊かな彼らは、失敗に寛容ではない社会の波を感じ始めているかもしれません。
「空なんて好きな色を塗りなよ。夜の色?昼?朝の色?夕焼け?」なるべく多くの選択肢と発想を促します。「どんどん描きな。失敗しても直せば良いし、時間がかかったら次週の続きでも良いんだよ」私達はゆったり力まず楽しめるようアシストします。
 本音で言えば技術的な指導よりまず「立ち上がれ!受け身になるな!」と彼らに伝えたい!なんて思ってしまう今日この頃です。

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「お友達の話」
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 友達にもいろいろスタンスがあって、ちょこちょこ会う友達もいれば、数年に一度くらいしか会わない友達もいます。数年に一度しか会わないけれど、会わなかった時期はすっ飛ばして何でも言い合える友達もいます。
 そんな数年に一度しか会わない友達の一人は、会社でトラブったり、人間関係でつまずいたりした時にフラッと現れます。そんなコトがあれこれ30年近く続いているので、あまり来ない時期は続くと、彼は調子良いんだなと私は理解しています。
「俺さ、いろんな意味で苦しい時にココに来てたって気づいた?」彼はユル笑顔で言いました。
「そうだろうな、会うだびに『聞いてくれよ!』って大抵つまんねぇー泣き言を言うもんな」食い気味にアンサー。
「理由があるんだよ」
「会社じゃグチが漏れるし、つまんねー話しだから嫁も聞いてくれないいからだろ?」
「いや、そうじゃない」
「なんだよ?」
「千葉、お前はガキの頃から全然変わってない。そんなヤツでもこうして世の中を生きて行けるんだなぁ。よし、オレも頑張ろう!って再確認しているんだ。はっはっは」
 まさに礼儀を欠いたうえに人をナメきった発言。ガキの頃のように肉体的に危害を食えようかと思いましたが、ウチの子供達にとって優しいオジさんなので今回は見逃してやりました。
 何はどうあれ、本音を言えて相談できる友人は限られています。そんな彼らと時間を共有し、話しは盛り上がり花が咲きます。その花は結構な実をつけて私を成長させてくれていると気づいた今日この頃です。
「もうウチに帰らない!」
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 先日、教室が終わる頃、一緒に住んでいる父が教室に顔を出し、私の耳元で言いました。
「おぅ、今向かいのKチャンがママに怒られて玄関から追ん出されたぞ。オレ車から出る時見えちゃったんだよ」
 教室の目の前に住むKチャンは末息子と同い年で、幼稚園の頃から教室に通っている生徒です。とても優しい女の子です。
「それがどうした?Kチャン何か悪い事したんじゃねーの?」子供がママに怒られ、学び成長するのだから何も問題はありません。日常の1ページです。
「可哀想じゃねーか、お前行って話しつけてこいよ」
「…お父っつぁんよ、俺は彼女にとって近所のオジさんだけど、先生でもあって友達のパパでもあるんだよ。今行って首突っ込んだら余計に話しがコジれるだろ?それこそ内政干渉ってやつだぜ」
「そっか…、ちっ!なんだよ可哀想に…何とかなんねーかな…」いつもニコニコ手を振って挨拶してくれる向かいの女の子が可愛いくて仕方ない老人は、腑に落ちない感満載で教室を後にしました。
 それから数分して険しい顔した母(弘子センセ)が、小さい孫を抱いて教室に入って来てきました。
「Kチャンが蚊にくわれて大変。ムヒどこ?」教室の棚をゴソゴソ。「憲子さんちょっと一緒に来て!見てられないからウチに連れて来る!」
 母も父同様、向かいに住む女の子が可愛くて仕方ないのです。
 教室の片付けが終わり、居間に入ると泣き終えたKチャンがパクパクご飯を食べていました。プンプンしながら「もうウチ帰らない!」って目の前が家なのだが、なかなかのガッツを見せるKチャン。
 それから30分もしない間に、迎えに来たママはKチャンの食べ残したご飯を食べて、照れくさそうに向かいの家に仲良く帰って行きました。
 まるで昭和初期の長屋みたいな、田舎のような、なんとも暖かい数十分でしたが、このように子供を育てるコトができたら、子供が大きな問題をおこしたり道を踏み外す事は無いのだろうな。なんて思った今日この頃です。

「連帯責任というワード」
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 教室の中高年と部活動の話しをしていて、連帯責任というワードを耳にしました。正直、最高に苦手なワードです。愚痴みたいであいすいません…。
 部活で問題が生じた場合、誰の責任か?そりゃ顧問の先生です!ウチの教室で子供が問題をおこしたりケガをしたらALL私の責任です。問題を起こした生徒を管理しきれなかったのが問題だと思います。まだ未熟な子供なのだから問題を起こす可能性は大アリです。
 連帯責任なので、問題を起こさず努力している学生もいっしょに試合には出さない。なんて聞くと虫酸がはしります。
 教室ではカリキュラムを組んでいて、発想や思考をこらす創作と、観察力を楽しむベーシックな視覚伝達を、なるべく偏りのないよう交互に組んでいます。しかし「お婆ちゃんが今日ウチに来てるからお婆ちゃんの絵を描いて持って帰る!」なんて言われたら、私の考えていた課題はさておき、喜んでお婆ちゃんの絵を描いてもらっています。
 運動部ではないので、相手を打ち負かす必要もないし、バントのような自己犠牲もしなくて良いのです。教室では自己責任において、打ちたい球を打ちたいように打って良いのです。ストライクでなくても自分だけの美しいカーブを投げれば良いし、独自のステキなフォームで打っても良し。かえってその方がステキ!といった感じです。
 ウチの教室では連帯責任というワードが一番遠いところにあるように思う今日この頃です。

ショートコント?
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 先日寝ぼけて洗顔石けんのチューブをひねって歯を磨きました。当然泡だらけになって漫画のようにオエっと吐き出しました。石けんって不味いのなんの…。歯磨き粉って実に美味しい!…なんて思えます。
 まぎらわしいパッケージの洗顔石けんをココに置くな!高3娘に言うと「私のじゃないよ」ぶっきらぼうに背中でアンサー。甘やかして育ててしまった自分を悔い改めながら娘によくよく訊くと長男の物と判明。
 むむむ、すこ〜し天罰かなと思うふしがあります。
 数日前に中2長男の顔にニキビを発見したので、爪を立ててブチブチ潰したからです。すると嫁(憲子センセ)が止めろと後ろから大騒ぎ。私の息子の顔に爪を立てないで!イヤがってるじゃない!ってな構図ですね。
 手を洗う石けんでガシガシ顔を洗って、それでも出て来るニキビなんて引きちぎれ。なんて昭和な発想を好まない長男の為に、彼女が歯磨き粉っぽいパケージのニキビ予防の洗顔石けんを買い与えたようです。
 その夜、太り気味の小4末息子が洗面所で「オエ〜!!」と口を泡だらけにして涙ぐんでいました。お姉さん先生たち大爆笑。
 というようなワケで、完全にわたくし事ではありましたが、身の回りに起きている日常が、まるでショートコントのような今日この頃です。



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