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CHIBART -+ チバート +-
〜千葉絵画教室の舞台裏〜
「冗談じゃねー!」
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 昨年末、憲子センセ(妻)と弘子センセ(母)と3人でホームセンターに行きました。そのホームセンターにはペットショップがあります。人混みの向こうに目一杯振っている小さな尾がチラチラ見えます。
 個人的にそーいったガラス越しのペット販売に疑問があるので、見ないようにしています。
「あら憲子さん、この子かわいい!」と母がペットショップをガン見。
「きゃーかわいい!」ガラスに張り付く憲子センセ。
「見るなよ!値札ついた生き物を…子犬って時点で100%可愛いに決まってるだろ!」同じ犬なのに値段の差があります。かたや保健所には殺処分を待つ犬がわんさかいます…この子たちだって売れ残ってしまえば保健所行きかもしれません。うぐぐ…見ない見ない!!
 二人を無視し、一人で買い物をしてレジを通りました。
「ねぇ、私の誕生日にあの柴犬買ってあげるってお母さん言ってるけど、どーしよ」ご機嫌に走り寄る憲子センセ。
「良いじゃない。お父さんが隠居してるから散歩してくれるよ」と人任せな悪い癖が出た母。
「冗談じゃねー!」以前ウチにいたシェパードが走馬灯のように頭を掛けめぐりました。
 病気になって手術してやっと歩けるようになったり…。どこが痛いのかどれだけ苦しいのか言葉が通じないもどかしさ。死んだ後の喪失感。そっくりなシェパードを見ると今でもドキンと心臓が鳴ります。
「散歩すんだったら太った末息子を連れ歩いてくれよ!浪人しちゃった娘と、成績不振の長男をまずどうにかしてくれよ!誕生日に犬だと?いつからハリウッドスターになったんだ?冗談じゃねー!この日本にはもらって欲しい、飼って欲しいって犬がわんさかいるの知ってるか?」思わず二人にヒートアップ。
「恥ずかしいから大声だすのやめな」と母。うぐぐ、、
 犬は大好きです。共に生きると楽しいし学びもあるし癒されます。ただ彼らの生を全うし、死を受け入れる覚悟がまだ足りないと思える今日この頃です。

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「お説教」
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 私が小学生の頃のある日曜日、インターフォンがなりました。昼過ぎに遅い昼食を終えた私が外を見ると二組の親子、四人が立っています。
 ちょうど私くらいの子供が二人と、その母親が二人。初めて見る顔です。絵画教室の事を訪ねに来たのかな?と思いきや、なんてコトはない。宗教の勧誘でした。差し出された冊子を見ると、あまりメジャーではない新興宗教だったように記憶しています。
 父だと面白がって面倒なコトになりそうなので母を呼びました。
 庭先で母と同じ年くらいの母親二人が、礼儀正しく母に挨拶しました。そして信仰の話を丁寧に熱く語り始めました。素敵な笑顔でね。対照的に二人の子供達はボーッと辺りを無表情に眺めていました。
 ザックリと素晴らしい教えを母に説き終えました。ちょっと満足げな二人に母が同調するはずもなく、母がどう言って断るのか見ていました。
「神様のお話も良いけどさ、この子達かわいそうじゃない?」母は二人が連れていた私くらいの小学生を指差して言いました。「天気の良いせっかくの休みなのに、連れ回してかわいそうじゃない?好きに遊ばせてあげたら?」
「…?」二人の信者は母の見当違いなアンサーに言葉を失っていました。
「神様だって子供の自由を奪ってまで布教してほしいとは思っていないんじゃないかな?あなた達は好きで布教してるんでしょ?この子たちにも同じように好きにさせてあげたらどう?」彼女たちと同様穏やかに言いました。
 無宗教で何の信仰もないくせに、何を偉そうに説教してんだ?と母にツッコミたくなりました。しかしそのアンサーが功を奏し、この人に何を言っても通じないと判断した二組の親子はすぐに姿を消しました。
 だから何?というようなお話ですが、子供達は何が好きで何を学びたいのか?何で遊び、どのような道を進みたいのか?私たち親は丁寧に聞きとり判断し、見あった応援する事が大事だと思います。同時にそれが彼らの人生を大きく左右するのだと自覚しなければいけない。なんて思う今日この頃です。
 というようなワケで通常の教室も終了し、今年最後のチバートとなりました。しばらくお会いできませんが、御家族皆様素敵なクリスマス&新年をお迎えください。
 新年も講師一同教室で皆様をお待ちしております。

「そう、ドラマチックに」
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 私たちの目や耳は、実に良くできていていると思います。音や言葉を精査して聞き、良い部分や美しいところをドラマチックに見て記憶できます。「親の欲目」「恋は盲目」なんてワードも同じような意味だと思います。 
 美大受験に挑む若者は、石像からコピーした白い石膏像を歴史上の勇者のように!美しく!ぐぐぐ!なんて鉛筆と消しゴムだけで描いたりします。素材は大理石でもない、ただの薄汚い古い石膏の塊なのにね。そして何時間もかけて美しく感動的に描きます。
 ケネディー暗殺も、FBIやCIA?マフィアか秘密結社の陰謀によって公開処刑された?!なんてドラマチックに解釈します。実はイカれたノーフューチャーなオズワルド青年の奇行による犯行だったりします。しかし世界を変えるかもしれない希望の星がそんな理由で殺されたなんて私たちの耳に入りません。耳障りの良いドラマチックなストーリーで、腑に落としたい一心で歴史を聞こうとしてしまいます。
 実は戦国時代の武将も飲んだ勢いで殺害された事もあると思います。「やっちまおうぜ!オウ!」みたいにね。しかしそれでは腑に落ちません。陰謀や計画、裏切りなど様々な論説が加わり、耳障りの良い誰もが納得できる歴史となるように思います。
 現実は昨日のようなチョイ忙しい日常が積み重なっているだけで、映画や小説のようにオチがありません。しかし教室の子供達は大なり小なりドラマチックに作品を仕上げてくれます。
 彼らはよく間違えて塗りつぶしたり、絵の具をこぼしたり画面上でトラブルを起こします。しかしそこに思わぬ形が生まれ、線が加わり様々な絵が生まれます。素直な子供達の感性と直感で、ハッとするほどの素敵な作品へ形を変えていくのです。そう、ドラマチックに。
 歴史やニュース、スキャンダルや芸術作品など目にして耳にする私たちの目や耳は、思っている以上によくできている!素晴らしい機能があるのだ。なんて思う今日この頃です。

「盆栽を引き抜く?」
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 教室のステンシルなどで使う紅葉の葉は、富士見台教室の庭に二本ある木から採っています。樹齢は40年以上で、紅葉の木はそこそこ大きくなっています。
 大きな二本の紅葉は、実は二つの小さな盆栽でだったのです。紅葉のね。
「小さい鉢に収められて可哀想じゃね?せっかく大きくなれる木なのによ」若かった父は鉢から抜き取り、庭の隅に植えたそうです。
「どうすんのよ?こんなに大きくなって、鳩まで巣を作っちゃったじゃない!」むくれた母(弘子センセ)は父に吠えます。
「うるせーな!俺もともと盆栽なんかキライなんだよ!窮屈に押し込んで、強制じゃねーか!だいたいお前がこの紅葉を剪定するワケじゃねーだろ?うるせーんだよ」※剪定は私の仕事。
「この人は昔っからこーやって思いつきで行動する人だから、何か何まで困っちゃうんだよ。後先考えないんだよね」と母。
「お前何の話してんだ?紅葉の話だろ?俺の話すんじゃねーよ!」
 と、まぁよくある老夫婦の会話です。ただ、そんなふうに大きく枝葉を伸ばして生きろ!なんて盆栽を引き抜いて、地面に植えるような父の元で育つことができて、自分はラッキーなのかもしれない。なんて、どんどんデカくなる庭の紅葉を見るたびに思う今日この頃です。

チバート展覧会 –佳之助画伯–
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 これは年長さんの佳之助画伯による作品です。楽器を目の前に置いて観察して描いてもらいました。様々な楽器の中から佳之助画伯はマンドリンをチョイス。丸みを帯びた素敵なフォルムと細部を丁寧に観察し、表現できています。
 そこで佳之助画伯は背景に宇宙にしました。絵の具ではなく、あえてクレパスで時間をかけて青を塗り込み、素敵な佳之助ワールドが仕上がりました。
 その時その時の感覚を頼りにのびのび制作できる佳之助画伯の、これからの成長も楽しみです。




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