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CHIBART -+ チバート +-
〜千葉絵画教室の舞台裏〜
「正直であろうと心がけます」
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 美術や音楽も含めたクリエイティブ系の人間は、比較的自分に正直な人が多ように感じます。絵画教室も同じです。理性に感情が割り込むくらい正直な子が多くみられます。
 押し並べて見ると教室には正直な子が多く、通う学校や年齢が違っても、教室内で和気あいあい盛り上がります。しかし彼らの通う学校では、なかなかそう上手くいかないようです。
 教室の子は正直すぎて学校で問題にけつまずき、トラブルに巻き込まれた。なんて愚痴をよく聞きます。
 たしか私も子供の頃「嘘はいけません!泥棒の始まりです!」なんて言われました。しかし「バカにバカと言ってはいけません!」なんのこっちゃ??ムズいぜよ!なんて戸惑った記憶があります。彼らも似たような経験をしているのかもしれません。
 40を過ぎた頃にやっと気づいたのですが、特に真実は飲み込んで、うす笑いを浮かべてやり過ごし、不器用にコツコツと羊のように仕事をすると、不思議なくらいほめられたりします。
 YESはNO!、NOはYES!。私達は不思議な島国のジャポネーゼ!なのでしょうか…。
 社会だけでなく、学校でも出っ張りすぎるとやっかまれ、ゴンッと頭を叩かれたり、引込みすぎると文句を言われたりなんて話しを耳にします。すなわち世間は正直者が生きにくい。というのが常であるように思います。うぐぐ。
 しかし教室ではそーいった生きにくさはありません。出っこみ引込み大歓迎です。出っ張るだけだけ出っ張ってみて、転んだらまた立ち上がれば良し。引っ込んだら、どのように引っ込めるか思考をめぐらせます。思ったように自分に正直に振る舞えば良いのです。
 私は普段から正直であろうと心がけます。それは教室で正直な子供たちとドップリ接していているからなのだ。そして何より正直でいた方が楽チンだと思っている今日この頃です。

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「半分、青い。」作品出演!?
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 1年ほど前の話しですが、ドラマ制作の会社の方から電話がありました。次回の連続ドラマ小説(NHK)の撮影に子供の絵が必要なので、教室の絵を貸して欲しいというコトでした。電話に出た彼はたまたまウチの近くに住んでいるので「今から歩いて伺います」なんて急な話しでした。
 教室の子供絵を貸すなんて出来ません。彼らの作品を私は預かっているだけなのですから。でも教室で描いている私の子の絵なら貸せます。と話しはついて、ウチの子の3人の作品を見せました。
 30前後と見える優しそうな彼は「なかなか良いですね〜」とニコニコ眺めて、3人分十数枚の作品を小脇抱え、必ず返すと役そして持ち帰りました。ただ他でも絵を用意するので、コレを使わないかもしれません。という話しでした。
 そして始まった連続ドラマ小説「半分、青い。」一応録画モードに設定し、いつでも見れるようセット。しばらく見続けましたが、子供の絵が出る気配がありません。もういいや…って予約モードを解除した矢先、画面に教室で描いた末息子のクジラの絵と、予備校で描いた娘の水彩が画面の端に登場。ヤベっ!慌てて再放送から録画しました。
 ドラマに絵が出た場合、放送が終わるまでブログやSNSにUPはしない約束だったのでグッとこらえました。しかし友達しか見れない設定のFacebookにコッソリ投稿。するとビックリするほどのリアクションがありました。連続ドラマ小説って多くの人に愛されているのですね…。
 結局、数回登場したので「また出たね!」など声が聞こえ我家も盛り上がりました。
 ただ真ん中の息子が「ボクの絵が全然出ない!」ガックシ肩を落としました。
「社会とは思った以上に不平等で冷たいのだ!息子よ!」と世の中はキビしさを体感させるコトができました。ありがとうNHK!
 連続ドラマ小説「半分、青い。」には伯父の描いた「あしたのジョー」も何度か登場するし、教室で描いた絵も背景にあったというコトで、こっそり千葉家が連続ドラマ小説に貢献できていたのだ。なんて勝手に思っている今日この頃です。


「オゥ!こら待て!」
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 教室の生徒はどんどん成長していきます。中高生になり大学生になりパパになったりママになったり。
 先日、幼稚園の教室を終えた私達はファミリーレストランに立ち寄りました。食べ放題のセットを注文し、私達は皿を手にバイキング形式の食材を眺めていました。
「この野菜は鍋に入れる野菜?サラダ?」お姐さん先生に訊きました。
「さぁ?店員さんに訊いたら良いんじゃないですか?」まぁごもっともなアンサー。教室のチビッコになった気分Death。うぐぐ。
 ちょうど私の脇を店のお姉さんが通りました。
「すいません、この野菜ってサラダ…??」
「…?!?」店員の姉さんは私の顔をガン見。
「オメー、A子じゃねーか!?」
 私の質問に答えず、挨拶もせず裏口にエスケープしようとする店員のA子。彼女は元生徒。現在は専門学校で勉強中でした。その合間にバイトをしていたのです。
「オゥ!こら待て!オレはさっきまでお前の妹と一緒にいたんだぞ!逃げんな!」
「あ、Aちゃん!あつおセンセが騒いでると思ったら」お姐さん先生達もビックリ。
「あ…こんばんは」背も伸びて、少しお姉さんになっていた彼女はモジモジ照れくさそうに小さく頭を下げました。
「お前もう今日はもう働かなくていいよ。おごるからコッチに来て一緒に食おう」我ながら最もジジイらしい上品さのカケラもない台詞。
「いやいや、ゆっくりしていってください」私よりずっと大人な対応を見せて仕事に戻るA子。イカす…。
 ついこの前までチビッコだったのに、すっかり大人の中に混じって自然にテキパキと仕事をしていました。そしてスッと家族割り引きのクーポンを私達も元に持ってきました。
「ああして立派に成長している姿が見えて、なんだか嬉しいですね」お姐さん先生達の笑顔。その向こうには真っ直ぐに成長していく生徒。
 ファミレスなので、たいした食事ではなかったかもしれませんが、あの時、店で一番美味しく食べていたのは私だったはず!なんて思った今日この頃です。

「立ち上がれ!受け身になるな!」
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 ココだけの話し、日本って国は失敗に寛容ではないように思えます。
 国によりますが、海外では酒や麻薬に溺れたスポーツプレーヤーやミュージシャンが復活すると、地獄から這い上がった英雄として観衆に歓迎されています。私も好きな光景なのですが、日本では考えられません。一度コケるとまるで前科者扱いです。カムバックを受け入れる了見が、まだ日本の社会にはないように思えます。
 多くの人間は失敗から学びます。教室でも色を混ぜ過ぎて丁度良い影の色ができたり、へんな形を描いてしまい、修正していたらどんどん大きくなって、かえってナイスな画面に仕上がり、大きな絵が描けるようになったり。
 しかし最近の子供達は失敗を恐れます。
「センセー!何色を塗れば良いの?」「センセーここ描き終わった。次どこに何描くの?」皆が連呼します。ここ最近とくに増えたように思います。
「センセー、この絵具はパレットのドコに出せば良いの?」さすがに笑って「ふざけんな!」と素がこぼれました。感性豊かな彼らは、失敗に寛容ではない社会の波を感じ始めているかもしれません。
「空なんて好きな色を塗りなよ。夜の色?昼?朝の色?夕焼け?」なるべく多くの選択肢と発想を促します。「どんどん描きな。失敗しても直せば良いし、時間がかかったら次週の続きでも良いんだよ」私達はゆったり力まず楽しめるようアシストします。
 本音で言えば技術的な指導よりまず「立ち上がれ!受け身になるな!」と彼らに伝えたい!なんて思ってしまう今日この頃です。

「お友達の話」
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 友達にもいろいろスタンスがあって、ちょこちょこ会う友達もいれば、数年に一度くらいしか会わない友達もいます。数年に一度しか会わないけれど、会わなかった時期はすっ飛ばして何でも言い合える友達もいます。
 そんな数年に一度しか会わない友達の一人は、会社でトラブったり、人間関係でつまずいたりした時にフラッと現れます。そんなコトがあれこれ30年近く続いているので、あまり来ない時期は続くと、彼は調子良いんだなと私は理解しています。
「俺さ、いろんな意味で苦しい時にココに来てたって気づいた?」彼はユル笑顔で言いました。
「そうだろうな、会うだびに『聞いてくれよ!』って大抵つまんねぇー泣き言を言うもんな」食い気味にアンサー。
「理由があるんだよ」
「会社じゃグチが漏れるし、つまんねー話しだから嫁も聞いてくれないいからだろ?」
「いや、そうじゃない」
「なんだよ?」
「千葉、お前はガキの頃から全然変わってない。そんなヤツでもこうして世の中を生きて行けるんだなぁ。よし、オレも頑張ろう!って再確認しているんだ。はっはっは」
 まさに礼儀を欠いたうえに人をナメきった発言。ガキの頃のように肉体的に危害を食えようかと思いましたが、ウチの子供達にとって優しいオジさんなので今回は見逃してやりました。
 何はどうあれ、本音を言えて相談できる友人は限られています。そんな彼らと時間を共有し、話しは盛り上がり花が咲きます。その花は結構な実をつけて私を成長させてくれていると気づいた今日この頃です。


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