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CHIBART -+ チバート +-
〜千葉絵画教室の舞台裏〜
ショートコント?
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 先日寝ぼけて洗顔石けんのチューブをひねって歯を磨きました。当然泡だらけになって漫画のようにオエっと吐き出しました。石けんって不味いのなんの…。歯磨き粉って実に美味しい!…なんて思えます。
 まぎらわしいパッケージの洗顔石けんをココに置くな!高3娘に言うと「私のじゃないよ」ぶっきらぼうに背中でアンサー。甘やかして育ててしまった自分を悔い改めながら娘によくよく訊くと長男の物と判明。
 むむむ、すこ〜し天罰かなと思うふしがあります。
 数日前に中2長男の顔にニキビを発見したので、爪を立ててブチブチ潰したからです。すると嫁(憲子センセ)が止めろと後ろから大騒ぎ。私の息子の顔に爪を立てないで!イヤがってるじゃない!ってな構図ですね。
 手を洗う石けんでガシガシ顔を洗って、それでも出て来るニキビなんて引きちぎれ。なんて昭和な発想を好まない長男の為に、彼女が歯磨き粉っぽいパケージのニキビ予防の洗顔石けんを買い与えたようです。
 その夜、太り気味の小4末息子が洗面所で「オエ〜!!」と口を泡だらけにして涙ぐんでいました。お姉さん先生たち大爆笑。
 というようなワケで、完全にわたくし事ではありましたが、身の回りに起きている日常が、まるでショートコントのような今日この頃です。

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「帳消しにしてやる」
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 先日、父が庭の隅の草むしりをしていました。普段そんなコトしない彼は、気まぐれに動きます。
「あ、俺が植えといたアジサイが無い」父の背に言いました。「挿し木して根を出して植えたのに。まだ小さかったから雑草と一緒にむしっちゃったか。ははは」
 挿し木したアジサイは、根が出るまで時間がかかりました。むしられて残念ではあったけれど、我家を少しでもきれいにしようという老人の後ろ姿にツッコミを入れる気になりませんでした。
「なんだよ、抜くなって印つけとけよ!」意外なほどうろたえる父。
「そんなコトするワケねーし、いいよ、また植えるから」
「なんだよ…抜いちゃったよ…」老人ガックシ。
「どうしもアジサイを育てたかった!ってワケじゃないんだよ。もらったアジサイの花が終わって、その枝で挿し木してみよっかな。って植えて遊んでただけだから気にしないで良いよ。マジで」
…それから数分後…
「じゃ、お前が3歳の頃、俺がココで育てた大きなヒマワリを立ちきり鋏でチョキンチョキンきり落とした、あの事件を帳消しにしてやる」急に私の前に立つ父。
「は?いきなり45年前の話しかよ!しかもあの時、3歳の俺をはり倒して泣かしたろ?ぜんぜん割り合わねーし、時効だろ!」
「でもあのヒマワリは大きくてきれいだったな…それをお前は『チョキーン!チョキーン!』なんで嬉しそうに切ってるから、反射的にお前の小さい頭を後ろからはり倒したんだよ。うはは」
「…3歳のチビの鼻っ先に物騒な刃物を置いとく親ってどうなんだ?…って何の話しだコレ?」
 ここ最近、親の介護や病気でバタバタしてる私世代の友人が多いです。何はどうあれ両親が元気でいてくれて感謝している今日この頃です。

「あしたのジョー、ここだけの話しpart1」
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 伯父の代表作「あしたのジョー」という梶原一騎原作の漫画があります。人気があったのでアニメ化され、作品に関する著書や様々な催しがありました。その中で連載中、耳を疑うイベントがありました。
 連載中に主人公ジョー(矢吹丈)のライバル(力石徹)が死んでしまいました。そこで力石徹の葬儀が行われたのです。お坊さんが本気でお経を上げるほどのね。
「で、葬儀行ったの?」私は訊きました。
「行ったよ〜…」眉をシカめる伯父。
「行きたくなかったんだ。うはは」
「人が死んでないのに葬式なんてオカしいだろ?」身内の楽屋話なので気を使わず本音をポロリ。
「でも、せっかくやってくれてるんだから行かないワケにもいかないしさ…」そもそも伯父は、おおっぴらに不平不満をこぼすタイプではありません。当時、作品を支えてくれる原作者や編集者の方々へ感謝が先に立ったようでした。
 字が読めないほど幼かった私は、リアルタイムに「あしたのジョー」を読んでいません。なので当時の製作について訊いてみました。
「このグローブ…もらってくれあんたに…もらって ほしいんだ」ボロボロのジョーは最後の試合直後に、ヒロイン的キャラクターの葉子に血まみれのグローブをリングで渡します。
「俺あのシーンしびれたよ!」伯父に言いました。
「そうか?」またもや眉をシカめる伯父。
「何で?気に入らないの?それとも違う描写をしたかったの?」
「俺、葉子きらいだもん」シレっと伯父はアンサー。
「マジで?」
 梶原一騎の原作にあった描写だったから、あのクライマックスシーンはそのまま表現したというワケでした。
「嫌な女じゃない?葉子って。俺好きじゃないんだよ。なんで葉子に?って思ってるよ。今でも」
「そうだったんだ…」
 軽くショックを受けてPART2へ続く。。。

「あしたのジョー、ここだけの話しpart2」
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 私世代の人間は、ほぼジョーがどんな男か知っています。伯父が漫画を描いたので「俺がモデルなんだよ」さんざんほら吹いてきました。なんて話しはさておき、先日頼まれたサインを描く伯父を後ろから眺めました。
 伯父の手にある色紙には下書無しにペンが走ります。色紙の真ん中にジョーが現れました。
「あれ?なんかジョー…、なんか違くね?」私は訊きました。連載したいた頃のジョーとは印象が違います。
「ちょっと太ってるだろ?」と伯父。
「そうそう、なんか太ってる…」
「ジョーの連載終わってから描いた漫画は、太ってるキャラの漫画ばかりだったろ?「のたり松太郎」「明日天気になあれ」描いたらジョー描けなくなっちゃたんだよ。ははは」
 またもや軽くショック。あのコミックスに登場していたジョーはもういないのだ…。本当に真っ白になっちゃったんだ…。
「で、ジョーでやり残したとか、もっとこうしたかった。なんてあるの?」私は訊きました。
「ないよ。っていうか読んでないから解らない」またもや耳を疑うアンサー。
「まさかオジちゃん読み返してないの?あしたのジョー」
「うん。一回も読み返してない」父によく似た老人は、だからどうしたの?といわんばかりに即答。
「マジで!?」
「うんマジ。だって辛かったんだよ〜あれ描くの。一番キツかった。思い出したくないんだよ」
「だから読まないの?」
「そう。読まない」
 真っ白に燃えつきたのはジョーだけでなく、当時筆を動かしていた伯父もジョーのように、心身ともにヘトヘトだったというワケです。
 漫画に限らず、人の心を動かすほどの作品を作るには、それに伴う大きな代償を支払うのだ。なんて気づいた今日この頃です。

「デッサンをするように?」
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 不自然なデッサンを見たら、デッサンを描いたコトがない方でも、おかしなコトに気づきます。目の前にある、つじつまが合わない不自然な画面を見て「むむ、何かヘンじゃんね?」なんて違和感を覚えるはずです。
 不自然に気づく理由は、画面全体を俯瞰(ふかん)できているからだと思います。
 見たままのモチーフを描けない場合、多くは視野が狭くなってしまい、バランスを崩しているコトが多いです。一枚一枚の葉ばかり気にして、描いている大きな木が、不自然に傾いているコトに気づかないような感じですね。
 ちょっと話しはズレますが、生活の中にも意外と不自然な光景がたくさんあります。牛肉をほおばりながら、可愛い犬に服を着せ、お金をかけてトリミングします。これも他の動物から見たら、かなり不自然な光景だと思います。
 キラキラした目をした牛だってスペシャルに可愛いです。しかも私達の為に美味しいミルクも出してくれます。国境を超えると牛を神と崇めたり農作業も手伝います。私達人間にとって無くてならない愛すべき動物です。しかし私達はペットという名の小さな可愛い動物に熱狂します。同じ動物なのに…牛さんかわいそう。うぐぐ。バーガー美味しいし…。
 教室の皆も不自然なデッサンを見たら「何かおかしいぞ」と気づくことでしょう。そしてデッサンをするように、目の前の事柄や情勢を冷静に判断し「何かおかしいぞ」と感じたら、さらに「どうしてだろう?なんでだろう?」「誰が得して誰が損してるのかな?」なんて物事に向き合う子どもへと成長して欲しい!なんて思う今日この頃です。



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