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CHIBART -+ チバート +-
〜千葉絵画教室の舞台裏〜
「イッカボッグ」
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 ハリーポッターで一躍世界トップランカーとなった作家J.K.ローリング氏の新書「イッカボッグ」が静山社さんより発売となりました。
 新しい「イッカボッグ」はハリーポッターも魔法も登場しない別の物語です。作家として売れる以前に、我が子のために毎晩読んで聞かせていたお話だそうです。
 この新書「イッカボッグ」はコロナ禍にホームページで少しずつ公開されていました。公開の理由は挿絵を子どもたちのコンクールにして、選ばれた作品を挿絵として採用するためでした。
 作者が母国、イギリスのロックダウンを目の当たりにし、新型コロナウイルスの影響で家から出られない世界の子どもたちのためを思った企画でした。この企画は世界各国で行われたので、世界同時に国それぞれ子どもの挿絵の入った「イッカボッグ」を出版することになりました。
 J.K.ローリング氏による、世界の子どもたちに向けた優しさが嬉しい企画です。しかもこの印税の全額を新型コロナウイルスで被害を受けた人たちのために寄付するそうです。感動…。
 教室の子どもたちも数人チャレンジして、コンクールに数点選ばれ、日本版「イッカボッグ」の挿絵となりました。ぜひ手にとって読んで見てください。素敵な作品です。教室の子どもの絵もストーリーを盛り上げているので私にとっては格別な物語です!
https://www.sayzansha.com/ickabog/

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「ホトトギスの花」
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 毎年この時期、富士見台教室に隅でホトトギスの花が咲きます。20年ほど前に母が、義理の母にあたる祖母から分けてもらった花です。
 毎年秋になると小さい美しい花は、あちらこちらの雑草の間から力強く咲きます。その度に祖母に会えるように思えています。
 20年ほど前の夏に、祖母と商店街を歩いていると、当時そこには暴力団事務所がありまた。もう80になろうという祖母は立ち止まり事務所のあるビルを見上げていました。
 何を眺めでいるのかな?祖母の視線を追うと、二階のベランダで日向ぼっこをしている暴力団組員を眺めています。あぐぐ…。
 背中一面に描かれた入れ墨を眺めていたのです…。しかも暴力団組員と見える兄さんと視線を交わしています。
「何見てんだババア」ビルの上が野太い声がしました。祖母を見ると薄笑いを浮かべ、動物園の動物を見るように暴力団員を眺めています。若かった私はあわてて祖母の裾を引っ張り、そそくさその場を去りました。
 今思えば、死体が転がる戦火の中、栄養失調の子供四人を抱えて国境を超え、帰国した焼け野原から、がむしゃらに生き延びた祖母でした。そんな祖母にとって町のヤクザは、怖い人たちどころかとるに足らない存在だったようです。
 凍てつく寒い冬と、焼きつける日差しの夏を乗り切り、秋になって何食わぬように美しい小さな花を、あちらこちらに咲かせる小さなホトトギス。私にとって祖母そのものです。
 実は以外と身近なところに、本当の強さがあるのだと思える今日この頃です。

「大工になりかった?」
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 教室の子供達の未来は夢でいっぱいです。大人になったら何になりたい?そんな話をよくします。
「先生は未来なにになりたいの?」彼らは私にも訊きます。
「先生はもう未来に来てしまったんだよ」アンサーします。
「じゃ何になりたかったの?絵の先生?」
「いや、大工さんになりたかったんだ」正直に答えます。
 幼少、ウチの改築工事をしていた鳶の兄ぃが、足場を作ってヒョイと屋根に登る姿がものずごくカッコよく見えました。その脇で大工さんがくわえタバコで、あっという間に床や壁を作ってします姿にシビれました。庭先で弁当を食べる輪に入りたくて母に弁当を作らせて一緒に食べて、彼らの後をついて回りました。相当邪魔だったと思います。
 実は今でも資材や工具などが大好きなのでホームセンターが大好きです。私にとってアミューズメントパークですね。あと作業服屋も大好きです。
 10年以上前に買った鳶シャツがあります。子供だった娘と見つけた雲がびっしり描かれたシャツです。憲子センセが何故か嫌がって、タンスの奥にしまい込むのであまり着ていません。そのせいかずっとウチにあります。
 先日見つけだし部屋着として使っていました。気分だけも粋な鳶です。うひひ。そこに「ピンポーン!」インターフォンが鳴りました。
 庭先に人影が見えたので、ひょいと玄関から出ると、建築系の人間が数人。まさに鳶と大工と現場監督でした。…やべ!本物だ…
 笑顔で近所の工事を知らせる現場監督でした。その後ろには使い込んだニッカポッカと太い腕がずらり。礼儀正しい監督と違い、媚びることない本物の若い職人たち。
 鳶シャツからひょろっと手首を出した初老の自分が小さく見えて、耳が熱くなりました。
 人を守る建物を作る男!ってのに憧れていたのに、小さな子供と絵を描いて楽しんでる事が恥ずかしいワケではなのですが、リトルなコンプレックスになっていと気づいた今日この頃です。
「頑張っています…?」
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 私も含め多くの人が世界の平和を祈っているはずです。しかし世界に戦争が無くなる気配はありません。ちょっと考えてみると、戦争や虐殺の原因が、神への祈りだったりするケースも多くてゾッとします。
 デッサンの場合、一番大事なのは丁寧な観察です。しかし、早く上手に描きたい!なんてがむしゃらに描いて、観察がおざなりになれば、かえって描く事が不都合となります。
 良かれと思い頑張れば頑張るほど、逆方向に進んでしまう事もあるようです。
 成長する我が子へのサポートによって、子供がマズい方へ進んでしまう事もあります。子供が身近すぎて、彼らの良い部分が見えていなかったりします。そんな場合かえって放っておいて、ちょい遠くから見守っていた方がスムーズにより良く成長するかも…なんて思う事もあります。
 私たち親はいつだって頑張っています。ただ感情的に信仰や努力にすがるより、丁寧な観察と愛情ある行動が、より良い結果を導くと思える今日この頃です。

「大人になる?」
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 いきなりですが、かなり嫌いなワードの一つが「連帯責任」です。
 様々な犠牲を払い、練習にあけくれたであろうスポーツの強豪校が、不祥事で大会を辞退。なんて聞くとスポーツに縁遠い私ですら興ざめします。なんて私の勝手な気もちなので、気が向かなかったらスルーしてください。
 不祥事で大会を辞退なんて、行為としては未熟で、悪ふざけをした園児の集団をしかるのと変わりません。ダメでしょ!皆廊下に出なさい!ってね。
 無関係な選手まで何で巻き込む必要があるでしょうか?不祥事を起こした本人はガムシャラに練習してきた選手から恨まれ、リカバリーできない状況に追い込まれることでしょう。
 彼らはまだ大人ではありませんが幼児でもありません。不祥事を起こした本人と、監督やコーチ陣のバックグラウンドに責任者が入り込み、丁寧にケリをつければ、きっと二度と不祥事が起きないように改善できます。大会を辞退するよりもずっと大変だと思いますが、それが何よりの教育だと思います。
 辞める行為は一見潔い行為ですが、問題に向き合って解決していないので、二度三度と過ちを繰り返すこともあります。
 人間はそもそも皆思考や了見など千差万別です。家族や兄弟でさえソリが合う場合と、そうでもない場合もあります。違いに距離を保ち、意見や行いで交え折り合いをつけるコトができます。
 人は生き物としてそこそこ成熟しているのに「連帯責任」なんて必要でしょうか?江戸時代に小さな息子もろとも釜茹でにされた、大泥棒の五右衛門で終わりにして頂きたいです。
 人は互いにモメて四苦八苦して解決する場合もあれば、地雷を踏んでふりだしに戻り、ガックリする場合もあります。ムキになって互いに傷つけ合うこともあれば、立場を尊重して支えあうこともあります。
 苦手と思える相手の良い部分を尊重し、支え合って成長できるのであれば初めて大人になったと言えるのだ。なんて思う今日この頃です。



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